2023-01-01から1年間の記事一覧

福田さんの文章批判 その12(終) 協会の主張を繰り返す福田さん

青春を返せ訴訟の札幌地裁判決では、統一協会の主張が次のとおりまとめられている。 なお,原告らは,いずれも,・・・・・牧師らに指導された両親等に拉致・監禁され,外部との連絡を遮断されたマンションや一軒家等の部屋に自由を奪われ拘束され,棄教しな…

福田さんの文章批判 その11 「カルトだと負けという裁判所の枠組」?

306頁中段 後ろから3行目~下段6行目 「カルトだと負けという裁判所の枠組」が存在するという伊藤芳郎弁護士の「証言」は、札幌青春を返せ訴訟に関しては、根拠のない憶測である。青春を返せ訴訟の判決を具体的に分析して、ここに「カルトだと負けとい…

福田さんの文章批判 その10 原告らが「異常な精神状態にあ」ったというのは、ひどい誤り

306頁中段 5行目~11行目 福田さんは、「拉致監禁された人間の法廷証言は信用できないはず。憲法にも定められている」と記述する。 しかし、保護された札幌青春を返せ訴訟の原告達が法廷で供述をしたのは、保護が終了し、普通の生活を送るようになって…

福田さんの文章批判 その9 統一協会の責任を免罪する記述

306頁上段 後ろから3行目 中段4行目 福田さんは、「(青春を返せ訴訟等を)メディアが報じ、プロの脱会屋が唆して、親族は肉親の拉致監禁に手を染める」と記述する。 この点について、裁判所がどのように認定しているかみてみよう。夫婦である統一協会…

福田さんの文章批判 その8 「反統一協会側の仕組んだ策略」という記述の誤りと雑さ

306頁上段 13~17行目 福田さんは青春を返せ訴訟を「異例の訴訟」という。たしかに昭和62年、甲事件が札幌地裁に提起された時には日本で初めての訴訟であったが、その後日本各地で同様の訴訟が起こされている。したがって、現在では「異例の訴訟」…

福田さんの文章批判 その7 「青春を返せ訴訟」では原告らがほとんど勝訴している

306頁上段 5~12行目 「裁判の結果はまちまちだ」というのも事実でない。 原告側が全面敗訴しているのは、下記の表の①名古屋地裁、②岡山地裁、⑤神戸地裁だけである。④広島高裁岡山支部で②事件について原告が逆転勝訴している。⑥甲事件の札幌地裁判決以…

ツレがうつになりまして。(終わり)

映画の最後の頃に、主人公が、このやっかいな病気とつき合っていくことが本当の自分にめぐり逢う道だと思うと講演する場面がありました。うつになったことさえもポジティブに捉える心になることが、回復のために必要なのだと思いました。 うつとは比較になら…

福田さんの文章批判 その6 「(原告は)どんな嘘をついてもいい」と思っているとの嘘

5 305頁下段 後ろから5行目~306頁上段4行目について 福田さんは、「(棄教した元信者は)教団に対して敵愾心を抱くようになり、どんな嘘をついてもいい、という心理状態に陥る」と記述している。 私の体験している、札幌の原告らに関して言えば、…

心の拠り所となった「青春を返せ訴訟」

NHK岡山の記者さんが「青春を返せ訴訟」に興味を持ち、わざわざ札幌までカメラマン、音響の担当者と3名で取材にきてくれました。それが、岡山で放映されました。ネットでニュースとして流れています。 https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20230711/40…

ツレがうつになりまして。(続き)

この映画によって、私はうつ病の深刻さ、とてもやっかいな病気であることについて、不十分だけど少しは理解することができたと思う。感情の起伏の激しさやうつ症状の深刻さなど、自分がこの病気になったら、耐えたり、受け流したりしていくことができるだろ…

福田さんの文章批判 その5 「罵詈雑言による強制棄教」の誤り

305頁下段 5行目から15行目について 「(監禁された信者の70%は)罵詈雑言を絶え間なく浴びせられて、だまされていたと思い込む」と記述されているが、保護された札幌の原告達44名に関していえば、そのような事実は全くない。宮村峻さんがかかわ…

ツレがうつになりまして。

BSで放映されていたので、録画して見ました。 主人公は、電車と電話がダメになったようですね。私が心臓神経症(治療を受けていないので私が自分でつけた「病名」です)になった時は、電車と新聞でした。大分回復した頃、仕事で電車に乗ったのですが、あえ…

福田さんの文章批判 その4 「数名を除いて、拉致監禁」の誤り

3 305頁中段末尾行から下段4行目 「この180名の原告は数名を除いて、拉致監禁等により強制棄教させられた元信者たちだった」という記述の根拠は何なのだろうか?なにも示されていない。 札幌青春を返せ訴訟の甲事件において、「部屋から自由に出入り…

もう、ご自分を責めないで

昨夜の報道1930で、青森事件(霊感商法のやり方が恐喝であるとして統一協会の信者3名が有罪となった事件)の被告だった方が体験を告白していました。当時28歳、34歳で「文鮮明の生活ぶりとのギャップに悩み」統一協会を脱会したといいます。現在6…

名誉毀損訴訟、次々と

世界平和女性連合から名誉毀損による損害賠償請求訴訟を起こされ、生まれて初めて被告となりました。7名の被告がいますので、協力して、統一協会と関連団体と言われるものとの関係をしっかりと暴いていく訴訟にしたいと思います。 統一協会の伝道や物売りの…

福田さんの文章批判 その3 深刻な被害を隠す文章

以下、私が担当した甲・乙・丙事件に関する事実で反論する。他の事件のことを直接知っているわけではないからであるし、集団訴訟としての青春を返せ訴訟を論ずるとき、原告数が合計122名で、全体(220名)の55%を占める甲・乙・丙事件を外すことは…

秘伝のたれ

歴史ある名店を紹介するテレビで、開店以来、つぎ足しつぎ足ししてきたという秘伝のたれが紹介されることがある。映像では、トロリとした黒っぽい液体が瓶などに入っている。何か、凄そう。 南蛮漬けのたれを作った。前のたれが残っている。それを入れて、そ…

曇りだったので、散歩

気温、23度。湿度が高かったので、快適とは言えないけれども、暑くもなく寒くもなく・・・。酷暑に苦しんでおられる方々、ごめんなさい。 散歩中はいろんな事を考えます。晩ご飯、何食べようか?、福田さんへの批判、こう書こうか?とか。考えたことは大体…

福田さんの文章批判 その2 事実の誤り

1 305頁中段の4行目から8行目 ここで福田さんは「青春を返せ裁判」は、「1987年から2001年まで・・・全国で行われた」、「でっちあげ訴訟の集大成ともいえる集団訴訟である」という断定している。その点については後に反論する。今回は、準備…

つづいても、雨

散歩に行く時間になったら、今日も雨。散歩に行かなくてもいい理由ができて、得をした気分になった。なんの得にもなっていないのに。こんな気分になることは、いくつになっても変わりませんね。

散歩に出たら途中で雨。雨にふられて歩いていたら、映画「海街ダイアリー」の、土砂降りの雨でびしょ濡れになった主人公が、シャワーをあびた後、バスタオルの前をはだけて、扇風機にあたるというシーンを思い出した(カメラは後ろから)。輝く若さを表現し…

「被害者でっちあげ 全国弁連の手口 福田ますみ Hanada-2023年7月号」(以下、「福田さんの文章」という)に対する批判・反論 その1

私は福田さんの文章のうち、青春を返せ訴訟についての記述について批判・反論する。Hanada-2023年7月号 305頁の中段3行目、「でっちあげ訴訟の集大成」の項から、306頁下段14行目までが青春を返せ訴訟についての記述である。 福田さん…

ウェブ会議

昨今は、裁判所にほぼ行かない。ウェブで裁判が進行する。原告らとのうち合わせも事務所での面談ではない。殆どウェブ(ズームを使う)である。弁護団の会議もそうだ。仕事は、ほぼ全部机上のパソコンで済んでしまう。すごい時代になったものである。今日も…

仕事に、気持ちが向いていかない日

今日は仕事が進まなかった。気が向いていかない。そんなことが結構ある。寝不足で頭が動かないし、重たい仕事が一段落して、脱力状態。その他、いろいろ。 恒常的な原因としては加齢だと思う。 そんなときにすること。忙しくて返事の遅れているメールへの返…

玄米ご飯

今週のお題「朝ごはん」 ご飯を炊いて食べる。玄米。20年以上続けている。お味噌汁を作る。豆腐とワカメのことが多い。大根と油揚げとか・・。漬け物は、今の時期、浅漬けを作る。冬は大根のビール漬け。主菜は豚肉と魚が交互にという感じ。最近、深海魚の…