ツレがうつになりまして。(終わり)

 映画の最後の頃に、主人公が、このやっかいな病気とつき合っていくことが本当の自分にめぐり逢う道だと思うと講演する場面がありました。うつになったことさえもポジティブに捉える心になることが、回復のために必要なのだと思いました。

 うつとは比較にならないくらい軽い「病気」(私にとっては、とっても苦しいものでしたけれども)だった私の心の病、それへの対処の方法として、本に教えられ、実践しようとしたことは次のようなことでした。
 
 ① ありのままの自分を受けいれる。
 ② 感情(例えば、恐怖)に抗わない、支配されない、やり過ごす。感情は、いずれ消退していくものだから、それを待つ。
 ③ 回復期には、恐怖心が湧いてきても、それに支配されず、今、しようとしていることを実践する(本では、恐怖突入と言っていました)。
 
 それらは、今でも、私が生活する上での指針になっていると思います。②は難しいことで、最近も大失敗をしていますけれども・・。(終わり)